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2008年12月28日 (日)

食糧自給のことども

日本国の、食糧自給自給率の低さと昨今の「食」の安全の揺らぎをうけて、食料の自給率を上げようということが言われています。それらのことどもについて、少し書いてみようと思います。

良くこの問題が話し合われる中で、「減反などやめて、もっと米を作ればいいじゃないか」という意見がありますが、これは難しい問題を孕んでいます。

米を今よりも増産してもお米は確実に余ってしまいます。

宮沢賢治のしで「アメニモマケズ」という作品がありますが、この中に

「一日ニ玄米四合ト

味噌ト少シノ野菜ヲタベ」

という件があります。極めて控えめなこの理想的な人物がなんと「一日ニ玄米四合」を食べると書いてあります。また旧日本陸軍の兵隊は一日「六合」のお米が支給されていたと記憶しています。

しかし現在の社会で一日4~6合のお米を食べるという人がどれほどいるでしょう。三食三度とも御飯を食べる人でも、一日1,5合~2合程度だと思います(育ち盛りでまじめに運動している人はのぞく)。

賢治さんや、陸軍のころのように「おかず」をあまり食べなかったころはたくさんお米を食べていましたが、今はの食べ物種類が豊富になったのでお米を取らなくなっているのです。

しかも日本国のでは世界中のあらゆる種類の食べ物があふれているのです。

賢治さんや、陸軍のころはなぜ米ばかり食べていたのでしょうか。そして今なおお米が日本では主食でいるのはなぜか。それはやはり、「米」という作物が日本の気候風土によく合っていたからだと思うのです。

本気で食料の自給率をあげようというのなら、自分たちの暮らす風土にあった食べ物を食べればよいはずなんですが。

過剰な味の批評やランク付けなど滑稽なことに見えます。

続く。

*しお*

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